残念な老化

何人(なんぴと)も時計の針を
戻すことはできない。
それでも「若返る」ことは可能である。

巷(ちまた)に溢れるアンチエイジング術。
どれも良さそうで、どれもうさんくさそう。

人間は必ず年を重ね、老けていく。
誰も抗(あらが)うことのできない
自然の摂理です。

しかし、実は「加齢」と「老化」とでは
性質が異なるそうです。

物理的な時間の流れは分け隔てなく一様です。
0歳から100歳になるまで、万人が等しく
年を取り、それ自体のスピードに差は
ありません。
言わずもがな、年を取らないことは不可能です。

一方、老化はそうではありません。
年齢とは異なり、「老け具合」の速度は
人によって違います。
同じ60歳でも、健康的で若々しい人もいれば、
体のあちこちにガタがきて実年齢以上に
老けている人もいます。

残念な老化は、主にメタボリックシンドロームに
よってもたらされます。

内臓肥満になることで、高血圧、脂質異常症、
高血糖などが複合的に起こってしまう。
そして、そこから雪崩のように、脳血管障害、
脂肪肝、糖尿病……と、いくつもの病気を
抱えるそうです。

確かに、人によってかなり違いますね。
気を付ける必要があります。

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